二月と三月

・二月

記憶があまりない。

たぶんストレスのピークだったと思う。

頭の中に石綿がビッシリと詰まったような感じで、何も考えられない。

何も考えられないうえ、負の感情ばかり頭の中を浮遊している。

 

これが辛くて過食してみたり、爆飲してみたり、

興味のないYouTube垂れ流したり、とにかく自分を失くすことばかりしてた。

 

思い返すとだいぶ滅入ってたぽい。

冬はダメなのかもな。

鬱傾向の時は自分をメタで見るよう努めるが、すぐにそれが出来なくなっちまう。

 

・三月前半

内省ばかり、自己嫌悪、自己憐憫が止まらん。

自己嫌悪する人は自分のコトばっかり考えていて、

ある意味ナルシストなのかも知れない。

でも俺は全然ポジティブじゃない。

 

そんな折、以前の勤め先の社長とビデオ通話した。

メッセージのやり取りは時々しているが、

ビデオ通話なんて久しぶり。

俺がポケットから間違えて呼び出してしまった。

(俺はこのポケット・ミスを結構やらかす)

久しぶりに通話して、鬱傾向の時期に少し元気が出る。

 

・仕事で栃木へ

呑みすぎて帰れなくなる。

夜中一人になり、酷い自己嫌悪に陥る。

「全て失って惨めに死ぬ」妄想が止まらない。

あまり眠れず始発で帰宅。

 

 

・イベント→二日酔い→寿司屋 

ちょっとしたイベントにも遊びに行った。

コレが良かった。めちゃくちゃハシャいだ。

次の日は朝は二日酔い気味。

ただし酒鬱も自己嫌悪もあまりない。

天気は曇りだが、そこそこ気分は良かった。

 

夕方から友人宅へ。

友人も二日酔いらしく、二人して水とオレンジジュースをのむ。

DMBのZINEを読んだり、お互い好きな曲をかけてダラダラ。

最近、滅入ってた俺、昨日は大はしゃぎして、

今日はノンビリできているコトが嬉しくて、

しきりに「こういう時間が大事なんですよ」と独り言を言う。

 

「メシ、どうする?」「あそこの中華屋が…」

「時間、大丈夫?」「そろそろ行きますか…」

「あ、やってないね…」「また、やっちまいました…」

「どうしよっか〜」「あー、ここの寿司屋、イケそうじゃないすか?」

 

で、入ったら先輩がカウンターに座っててビビった。

先輩も初めて来たらしいが美味い店だった。

カウンターの寿司屋なんて滅多にいけない人間だが、

値段も安くて味も美味しくて、職人の手さばきを見ているのも気持ちよかった。

 

「すごいコトが起こったね…」

 

なんて話しながら帰宅。

  

・ストレス

昨年末からの積み重なりはあるものの、ほんの少しだけ落ち着いたかも知れない。

三十歳を過ぎてるというのに、ストレスとの付き合い方が未だに赤ちゃん状態。

例えば能力や器量が悪くて自己実現が出来ない人、すぐに諦めてしまう根性無し、

そういう人はどうやったらポジティブになれるんだ?

 

・ドラム

ドラムを始めた。

個人レッスンみたいなものを二時間受けた。

とりあえず8ビートから、というコトでモクモクと練習した。

翌日、なんとなく体が痛かった。

しかしドラムは楽しい、脳みそをバキバキ使ってる感じがする。

家ではイメトレくらいしか出来ないので、スタジオに入りたい。