十一月後半
・新生活
新生活はまだ全然慣れない。
特に仕事面でだけど、毎日精一杯って感じ。
でも少しずつ面白くなってきそうな予感。
メゲない!
・ポカリ
小学生の頃、濃いポカリスエットばかり飲んでた。太ってるくせに。
・ビール
東京に居るから、アチコチの店へビールを飲みに行く。
でも、いつも「自分で造ったビールを飲みたいな」と思ってしまう。
意外と満足できるモノに巡り会えない。
かといって自分のがベストだとは到底思えない。
自分の子供は可愛く見えるみたいな?
贅沢な悩みだと思う。
「いいわけを知っている人生」を目撃すると、うんざりする。いいわけとはたいていの場合、彼がやってしまったことではなく、彼がやらなかったことにむかう。やってしまったという事実の大きさは、かわりはしない。なしえなかったことの後悔は、妄想の助けをかりて、どこまでも増殖しつづける。
・夢
田舎に引っ越す。
だが何故か実家も近くに引っ越している。
夜中に酒場や盛り場を求めるも見つからず
こんなもんか…と思い彷徨くと
巨大な寺の端、物置プレハブのような小屋から音が聞こえる。
ギチギチに詰めて定員は20名程度か、
狭いながらも見るからにキチンとしたスピーカーで鳴っている。
俺はそこでスピーカーの技術者に出会い、
自前のスピーカーを直してもらうことにもなった。
ある夜、店に行くと時間が遅過ぎたのか、誰もいない。
店の裏に人影が…と思うと、プラスチックのフォークが窓から投げ込まれた。
不気味がって、徐に店を出る。
すると、店の前に植木鉢数個と、巨大なノコギリや刃物が散乱している。
怖くなった俺は全力で闇を走り逃げる。